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ザ・ムードルーム · アルノルフォ・ディ・カンビオ

アルノルフォ・ディ・カンビオ 心地よい空間へ
感性、 ではない
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ムードを選ぶだけで、空間がそれに応えます。光は冷たさや温もりを帯び、空気の流れが変わり、その感情を宿した作品だけが暗闇の中から浮かび上がります。それ以外のすべては、影の中へと退いていくのです。

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時代・様式
6
情緒的なトーン
アルノルフォ・ディ・カンビオ

アルノルフォ・ディ・カンビオ

フィレンツェの壮麗を築いた建築家 アルノルフォ・ディ・カンビオは、イタリア美術史に燦然と輝く巨星であり、中世から初期ルネサンスへと移り変わるフィレンツェの街並みの輪郭そのものを形作った建築家であり彫刻家でした。1245年頃、コッレ・ヴァル・ダルサに生まれた彼の生涯は、芸術における深遠な変革期と重なります。彼は古代ローマの壮大な遺産を吸収しながら、同時に、その後数世紀にわたってゴシック様式の感性を定義することとなる新たな形式を切り拓いていきました。ニコラ・ピザーノといった巨匠のもとでの修行は、彼にかけがえのない基礎を与えました。その卓越した技量は、1265年から1献68年にかけてシエナ大聖堂のために手がけた大理石の説教壇に、鮮明に刻まれています。 しかし、アルノルフォの天才性は、単一の場所や様式に留まるものではありませんでした。各地への旅と数々の依頼は、彼に息を呑むほど幅広い経験をもたらしました。ローマにおいてはアンジュー家の国王シャルル1世に仕え、カンピドリオに安置さ

れた壮麗な彫像の制作に貢献しました。この活気あふれるローマの環境こそが、古典的な形態への理解を深める場となり、その影響は後の彼の装飾計画の随所に浸透していくことになります。 彫刻と記念碑的デザインにおける極致 彼の彫刻における業績は、驚くべき多才さを物語っています。その最たる例が、1282年頃にオルヴィエートのサン・ドメニコ教会で完成させた、枢機卿ギヨーム・ド・ブレイのための記念碑です。ここにおいて、彼のビジョンは見事に具現化されました。とりわけ、玉座に座る聖母(マエスタ)の姿は圧巻です。この作品のモデルは、古代ローマの彫像、具体的には豊穣の女神アブンダンティアから直接的な着想を得ており、古典的な語彙をキリスト教的な物語へと見事に織り交ぜることに成功しています。さらに、聖母が戴くティアラや宝石の細部については、アンティークのモデルを緻密に再現しているとして学者たちの注目を集めており、歴史に対する彼の深い学術的探究心を証明しています。 また、アルノルフォとローマ装飾…

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